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平成27年2月5日

第2世代のファジングツールのネットワークプロトコル・サーバ用テストパッケージ
「beSTORM Basic Network Serverパッケージ」を発売

製品に潜む未知の脆弱性の洗い出しを行なうファジングテストツール「beSTORM」のサーバ向けテストパッケージ「beSTORM Basic Network Serverパッケージ」を2015年2月5日より販売開始いたします。

 「beSTORM」は、プロトコル定義に基づいて可能性のある攻撃を自動生成し、製品に潜む未知の脆弱性を検出するファジングテストツールです。開発サイクルの品質検査に導入いただくことにより、製品のリリース前にサイバー攻撃への対策を行うことにご活用いただけます。未知の脆弱性の検出を可能にしたテストの自動生成機能により、従来型のテストに比べ、スピーディに網羅的なテストを行うことが可能となり、独自のモニタリング・フィードバック機能と併せて、短期間・低コストでの脆弱性対策を実現します。

「beSTORM Basic Network Serverパッケージ」は、「beSTORM」がクライアントとなりファジングテストを行うことにより、サーバ側のセキュリティ検査を行うことができるよう、使用頻度の高いプロトコルのテストモジュールをパッケージ化した製品です。SSH, FTP, HTTP, HTTPS, DNS, NTP, DHCP/bootp, SMTPのテストモジュールが含まれており、各ユーザ様の必要に応じて、独自プロトコル対応機能や、その他200種の対応プロトコルの中から、追加選択いただけます。

■「beSTORM Basic Network Serverパッケージ」の主な特長
○テスト対象プロトコル:SSH, FTP, HTTP, HTTPS, DNS, NTP, DHCP/bootp, SMTP
○第2世代のファジングテスト
・プロトコル定義に基づきテストを自動生成
・可能性のある全ての攻撃パターンをテスト
・従来のテストケース型では検出不可能な未知の脆弱性を発見
・モニタリング機能による脆弱性の迅速な特定
・攻撃エクスポート機能による開発サイドへのスピーディなフィードバックを実現

■「beSTORM」ソフトウェア ホームページ:http://www.bestorm.jp/

■「beSTORM」のファジングテスト詳細
○独自プロトコルのテストを容易にする自動生成機能:
プロトコル定義を元に、プロトコルの定義全体をカバーして、可能性のある全ての組み合わせで、テストを自動生成します。したがって、標準プロトコル、独自プロトコルを問わず、開発中製品に潜む未知の脆弱性を効率的に発見することが可能です。

○早期対策の実現:
ファジングテストにより、テスト対象に予期せぬ動きがあった場合、その攻撃を特定し、Perlスクリプトでエクスポートすることができます。これにより開発サイドへの素早いフィードバックを実現します。

○開発言語への非依存:
バイナリ・アプリケーションをテストします。したがって使われているプログラミング言語やシステムライブラリの深い知識を必要としません。

■動作環境
プラットフォーム:Windows XP、7、8
メモリ:512MB以上
CPU:800Mhz以上のCPU、デュアルコア以上を推奨

■Beyond Security社について
米国・カリフォルニア州に本社を置く、脆弱性対策を中心としたセキュリティソリューションプロバイダです。「beSTORM」は、Beyond Security社の中心製品の1つであり、Intel社、Ericsson社、Microsoft社、米国・国防総省、Lexmark社、Juniper社など世界各国の政府、機械・IT等の製造業、通信事業者、多くのソフトウェアエンジニアリング環境において多くの導入実績を持っております。